津波・火山
避難シェルター
誘発的な甚大災害に備える最上位モデル。杭基礎に本体を緊結し、水密扉・耐熱扉と特殊止水ジョイントで、津波や火砕流から人命を守ります。
- 函体
- 3〜5本(前室あり)
- 設計
- 特殊構造計算
- 基礎・建具
- 杭基礎/水密扉・耐熱扉
- 附帯設備
- 換気・酸素・電気供給
- ジョイント
- 津波:特殊止水/火山:超耐熱
- オプション
- 開口部・上部ハッチ・CO₂除去装置・半地下対応
Concept
レスキューブは、東日本大震災の経験から生まれた避難シェルターです。浮上型シェルターの「流される」不安を解消するため、本体を地上に固定する潜水固定型という発想で設計されました。
本体は、建物の消防用防火水槽として実績のある工場製PCコンクリートボックス。中の水が漏れないということは、外からの水も侵入しにくいということ。これを地上に固定し、水密扉を取り付けることでシェルターになります。
鉄筋コンクリート造のため漂流物の衝撃や火災に強く、ボックスを連結して規模を拡張できます。特殊工法に頼らず一般的な建築技術で施工できるため、地元の設計事務所・建設会社と連携して全国に設置できるのも特長です。平常時は「流されない防災倉庫」として活用できます。
YURIAGE, MIYAGI
名取市閖上 実験棟(2014年公開)
Lineup
想定する災害と用途に応じて、ボックスの本数・基礎・建具・附帯設備を変えた3つの基本形を用意しています。いずれも建築確認申請に対応した個別設計です。
避難シェルター
誘発的な甚大災害に備える最上位モデル。杭基礎に本体を緊結し、水密扉・耐熱扉と特殊止水ジョイントで、津波や火砕流から人命を守ります。
避難シェルター
突発的な異常気象に備える標準モデル。重量基礎と防水扉で強風・飛来物・浸水に耐え、企業や施設の一次避難所として費用対効果に優れます。
防災倉庫
日常の備えとしての規格モデル。土間基礎と防撃扉で、備蓄品や貴重品を地震・火災から守ります。戸建住宅の庭やガレージ横にも設置でき、最も手が届きやすいタイプです。
※ 掘り下げた土砂で盛土する「半地下型(築山タイプ)」は実用新案登録の仕様です。価格は規模・地盤・オプションにより変動するため、現地調査のうえ個別にお見積りします。
Technology
01 — CONSTRUCTION
工場製作のモジュール型ユニットを組み合わせる方式。規格品を用いるため設計コストを抑え、受注生産でも短期間で製造できます。
02 — STRUCTURE
浮力対策として本体と基礎・杭を緊結する「ホールディング基礎工法」。国土交通省の津波ガイドラインに沿った構造計算で設計しています。
03 — COMMUNICATION
災害時・非常時に外部と連絡を取り、情報を得るための装備を、用途に応じて実装します。
04 — LIFELINE
ぎりぎりまで避難でき、外気温の変化に強く、72時間の待機を可能にするための装備群です。
05 — MENTAL CARE
閉ざされた空間でのストレスを和らげる内装・備品。段ボール家具の採用など、目的に合わせた空間づくりを提案します。
06 — MAINTENANCE
「いざ」という時に確実に機能するよう、機器と備蓄品の定期点検・更新を含めた保守管理体制を構築します。
Patented Methods
Capacity & Customize
ボックスカルバートは奥行き方向への連結はもちろん、横並び・積み重ねも可能。収容人数や敷地条件に合わせて規模を決め、内外装や設備を個別に設計します。
| 主室ユニット | 延床面積 | 主室 | 定員 | 最大 |
|---|---|---|---|---|
| A×3 | 約38㎡ | 19.5㎡ | 20人 | 30人 |
| A×4 | 約46㎡ | 25.7㎡ | 26人 | 38人 |
| A×5 | 約54㎡ | 31.9㎡ | 32人 | 48人 |
| A×6 | 約62㎡ | 38.1㎡ | 40人 | 60人 |
※ 主室ユニット(A)+前室ユニット(定員4人)+端部・ドアユニットで構成した場合の目安。最大人数は2段ベッド・収納ベンチ等の標準仕様を含みます。敷地条件により入口を2方向に設けるなどの応用も可能です。
※ カルバートは工場製品のため、仕様によっては事前協議と別途製作期間が必要です。
Process
レスキューブは「建築物」です。ご相談から引渡しまで、建築確認申請を含めて一貫してサポートします。
目的・用途、設置場所、規模、ご予算、想定する災害をお聞きし、最適なタイプをご提案します。
MAIL / MEETING重機・トレーラーの寄り付き、架空線などの支障物、地盤を確認。設置可否と搬入・施工方法を判断します。
SITE SURVEYニーズを設計に落とし込み、概算をご提示。仕様の変更点を確認しながら正式見積へ進みます。
PLAN / ESTIMATE設置条件に応じた構造計算を行い、建築確認申請を提出。既存建物との関係も含めて手続きします。
PERMITPC工場でユニットを製作。最短3週間が目安です。地元のPC工場と連携して製造することもできます。
3 WEEKS〜基礎を築いた後、クレーン1台とバックホー1台でユニットを据付。据付自体は約3日が目安です。
INSTALL / 3 DAYSお客様立ち会いのもと完成検査を行い、メンテナンスガイドをもとに取り扱いをご説明して引渡します。
HANDOVER水密扉・換気・電源などの定期点検と、備蓄品の更新を含む保守管理でいつでも機能する状態を保ちます。
MAINTENANCEUse Cases
「最後の砦」として消防・警察・自治体職員や災害弱者が逃げ込める場所を、点在させる。それがレスキューブの原点です。
01
庭やガレージ横に設置する家族のためのシェルター兼防災倉庫。住宅の新築・建替えと合わせた計画も。
02
公園などの小規模用地にも設置でき、地域の避難拠点・備蓄拠点に。景観を損ねず「狭域の安全」を担保します。
03
避難誘導・救助活動にあたる隊員が「もう限界だ」という時に逃げ込める、最終退避所として。
04
患者・入居者・スタッフの安全確保に。段差のない入口やストレッチャー対応など、施設に合わせた設計が可能です。
05
従業員の一次避難所と重要物品の保管庫を兼ねる。発災後は物資の配送・保管拠点としても機能します。
History
国内観測史上最大の津波により多くの命が失われる。被災地でのボランティア活動を経て、根本的な解決策として津波シェルター構想が生まれる。
有志による開発プロジェクトが始動。栃木県のPC工場で最初の試作棟が完成し、同年10月に構造計算・生存技術の開発に目途。
構造および工法で国内特許を出願(1月)。宮城県名取市閖上に実験棟を公開(7月)。特許・実用新案・商標「レスキューブ」を登録(10月)。
国際特許(PCT)を出願(1月)。「防災産業展 in 仙台」「防災危機管理展 in 浜松」に出展。11月、直接取り扱いと販売を担う合同会社レスキューブを設立。



FAQ
Contact
設置場所の条件確認から、タイプ選び、概算のご提示まで。まずはお気軽にご相談ください。地元の設計事務所・建設会社の方からのお問い合わせも歓迎します。